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PR REPORT

パンダから国際法が見えてくる? 法学部 尋木先生の講義が面白いワケ。

2018.06.01


難しい法学の話も、
身近な話題から始めれば興味が湧いてくる。

こんにちは!法学部法律学科のPR大使高橋千佳です。今日は、私が所属するゼミの先生でもある、法学部の尋木真也(たずのき しんや)先生のヨコガオに迫ります。

※ゼミとは・・・ゼミナールの略。2年次または3年次からはじまる「専門演習」のことです。少人数で研究室に所属し、研究テーマについて話し合ったり、研究を深めたりします。

― 尋木先生の「国際法」を受講した他のPR大使から、「パンダの話」が面白かったと聞きました。

上野動物園で誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんの話題ですね。パンダのニュースの背景には、国際法があるという話をしました。

日中共同声明」による中華人民共和国との国交正常化を記念して初めて日本に2匹のパンダが贈られたことや、ジャイアントパンダは「ワシントン条約」のレッドリストに指定されているので国際約束に基づいてレンタルされているだけなんですよ、という風にパンダから国際法をひも解きました。

― ところで、先生はなぜ国際法を専門に研究されるようになったんですか?

大学2年の時、「人生を変えよう」とフランスに留学したんです。留学中にヨーロッパの20カ国を貧乏旅行したことがきっかけで、国際問題に興味を抱きました。

― ヨーロッパと言えば、昨年度の尋木ゼミのゼミ合宿はチェコとポーランドでしたね

ゼミ合宿は毎年、海外で行っています。昨年度は冬にヨーロッパへ。ちなみに、この色鉛筆が刺さった文具は、ゼミ合宿でチェコへ行った際に学生に薦められて買ったものです。

やさしくて話しやすい
尋木先生と私たち学生の日常。

― 私たち尋木ゼミの学生は、普段からお弁当を食べたり空コマ時間を過ごしたり、先生の研究室に入りびたりです。先生はどう思われているのでしょうか?

学生とフランクに話せる機会ができて素直にうれしいです。先日は高橋さんから北朝鮮情勢についての質問をいただきましたね。おおやけの場では発言しづらい個人的な意見も交えて話すことができて楽しかったです。

―そんな時、私たちがうっかり敬語を忘れてしまうと、きちんと指摘してくれますね。

皆さんが社会に出てから恥ずかしい思いをしないように、注意するようにしています。たとえば、「すいません」じゃなくて、「申し訳ありません」と普段から言えるようにしておけば、就職活動の際に、「ついうっかり」なんてこともなくなりますから。

― 私たち学生にとても親身に接してくれる尋木先生。どのようなことをモットーに教員という仕事に取り組んでいるのですか?

一研究者としては、研究成果によって国を動かすという大きな目標を持っていますが、その一方で教員としては、身近な学生を幸せにすることが職務であり、自分の喜びだと思っています。

― 今日は、尋木先生が学生思いの先生であることを改めて実感できました。先生、ご協力ありがとうございました。

尋木真也

髙橋 千佳

TEXT BY PR TAISHI

法学部 法律学科
4年 PR大使

髙橋 千佳

CHIKA TAKAHASHI

好きな科目は国際法。国際法は色々な国の情勢を理解することができます。夢は、たくさんの国に遊びに行くこと!みなさんもアイガクで夢を見つけましょう!

学生目線で一味違った視点の
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